バレンタインの前倒し

かわらしま

2018年01月06日 10:29

今年は大鹿一味唐辛子を昨年の2倍つくる予定です。
重さにして20キロ。これが私の作れる限界だと思います。
一般の一味唐辛子は、唐辛子を丸ごと粉末にして瓶に詰めていますが、私が作っている一味は種を取り除いています。
どうしてかというと、種には風味も辛味もほとんどないので、丸ごと粉末にしてしまうと、唐辛子本来の味を薄めるからです。
この作業をしながら、唐辛子の内側に隠れているカビも取り除きます。種とカビの部分を取り除いた残りは元の重量の42%。半分以上は廃棄します。それらの作業をおえてから、焙煎もするので手間がかかります。
一味の原料になる唐辛子は、冬の風にあてて乾かされて、2月ごろから河原嶋に納品されます.
梅雨にはいると湿気をすって品質が落ちるので、一味にする作業は梅雨まえには終えておきたい。
というわけで、一味づくりにむけて、今年はすべてを前倒しでやって準備をしています。
正月をはさんでやっていた大掃除も、昨日、終えまして、今日から確定申告のしたくをはじめていると、ク~がなにかもってきました。




蓋をあけると、ク~のつくったチョコレ―ト。
「これは?」。
「バレンタインの前倒し」。
「う~~ん」。
これだけは前倒しにしてほしくなかったです。
ともかく、ありがとう。

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