飲食店にとって地震と同じくらい怖い食中毒
大阪で地震がありました。
亡くなられた方にはご冥福をお祈りいたします。
飲食店をしていると、地震とおなじように怖いのが食中毒です。
食中毒は罹った人が一番の被害者ですが、食中毒を出したほうも大変です。
お詫びするのはもちろんですが、食中毒が原因で命を奪われた場合、1億円以上の損害賠償金を請求されることもあります。
そこまで重篤でなくても、数十万~数百万円の損害賠償請求がきます。
つい最近、京都のホテルで食中毒がありまして、患者数は69人。
患者は修学旅行の学生とのことですから、見舞いのために親が会社を休んで京都までくると、親の休業補償金、京都往復の交通費、宿泊代なども請求されると思います。もちろん、病院の治療費も請求されます。
それから、チャーターしていた観光バスのキャンセル代、患者の親がコンサートなどのチケットを買っていて、子供の見舞いのためにコンサートに行けなくなるとチケット代も請求されます。
69名の食中毒をだしたホテルは、たぶん数千万円の損害賠償請求がくるのではと思います。
河原嶋でなくても普通の店は吹っ飛んでしまいます。
飲食店にとって食中毒は地震とおなじくらい怖いんです。
ところで、写真ですが、限定のサイドメニューにつくってみた大鹿産鹿肉の赤いワイン煮です。
オクラと較べてみてわかるようにミニサイズです。380円。
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