荘厳な朝食
お泊りのお客さまが帰られたあと、朝食。
たべている途中で朝日が差し込みました。
ぼくはとっさに、ある一節を思い出しました。
・・・冬の陽差しが窓ガラスいっぱいに射しこんで・・・質素な食卓を崇高なものにしていた・・・
(碓井昭司箸、フライの雑誌社刊、丹沢物語から)
フライフィッシングが好きだった根津甚八さん。ポルシェと、芸能人まるだしだった高価なメッシュの靴。
フライの雑誌の編集長だった中沢さん。
亡くなられたあとも、貴方がいちばん恐い。貴方には嘘をつけないから。
兄貴のようだった西山徹さん。
貴方たちが亡くなって、私のフライフィッシングも終わってしまったようです。
そして今朝。思いがけず荘厳な朝食。
もっと光りを!
もとい、もっと美味しいものを!
タラコはもっと厚く切ったほうがよい。
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