自家製生パスタの話

かわらしま

2017年09月17日 19:25

台風でお客様は来ないだろうなあ・・・と思っていたのですが、来てくださって有難うございます。
河原嶋の看板はうどんカフェですが、自家製の生パスタもありまして、初めて来店された方がお値段の高いパスタを注文さると、正直、恐縮してしまいます。
このあいだはアメリカから来られていた男性が2日つづけてポルチーニとカニの生パスタを食べていかれました。
うどん屋を開業した当初は生パスタは予約でやっていたのですが、予約が途切れずにあったので通常メニューに組み込んだわけです。
店でお出ししている生パスタですが、店なんかやるとは思ってもいなかった頃に自分の好みで作っていたものをそのままお出ししています。
パスタの本場イタリアではデュラムセモリナ100%でないとパスタとは名乗れない法律があるそうです。
私も生パスタを作り始めた当初はセモリナ粉100%でつくっていたのですが、自分の好みで小麦粉を変えていった結果、現在のものになりました。
セモリナ粉は硬質な小麦粉でして、パンチをきかせたペペロンチーノにはセモリナ粉100%の乾麺が断然、美味しいと思います。
これがクリーム系になると、うう~ん、となってしまって、セモリナ粉から離れていって現在のものになったわけです。
私の生パスタは中力粉。うどんと同じです。
といっても、いま使っている小麦粉に出会うまでは納得いかなくて、これに出会ったときの、お!これだ、と直感したときのことは鮮明に覚えています。
うどんは長野県の地粉100%です。
パスタも国産のに出会いたかったのですが、あ!これだ、と思ったのは国産ではありませんでした。
これだけが、ちょっと残念でしたが、しょうがありません。




写真はホウレンソウを練りこんだパスタです。
河原嶋ではこのパスタのほかに、普通のパスタ、黒小麦のパスタの3種類をつくっていまして、それとウドンの麺もつくっているわけですから、自分でも、よおやっておるのお・・・と思ってしまいます。

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