狐カレー
4月から大鹿村の食品衛生協会の役をたのまれていまして、明日はその研修が午後から飯田市の合同庁舎であります。
それに先立ちまして、午前中は駒ケ根の養命酒で「スパイスからつくる本格カレー粉づくり」の講習会があります。
20代にカレーづくりにはまっていた私としては、大いに興味のあるところですが、これまで最も衝撃をうけたカレーは「相模原調理師学校」の集団調理でつくったカレーでした。
使う材料をみたとき、なんじゃこりゃ、ふざけてんのかなって思ったくらい、ぜんぜん期待のできそうもないレシピだったのです。
ところが、できあがって、食べたときの衝撃。
美味しいんです。
じゃあスパイスが何種類もはいっているのかといえば、そうでもないんです。
そのカレーにつかう材料といえば、醤油、味醂、砂糖、ウスターソース、ケッチャップ、コショウ、カレー粉などといった普通の家庭にあるものばかりだったのです。
だいいち、カレーに味醂だなんて聞いたこともありませんでした。
お蔭さまで、私としましては、美味さというものについて、それまでとは認識を新たにしたわけで、それからは妙なカレーもつくるようになりました。
写真がそれでして、狐カレーとでもいってください。
狐うどんに使う甘いお揚げさんとキュウリの浅漬けをご飯にのせまして、SBのカレー粉をダシ汁でのばして片栗粉でトロミをつけたただけのをかけて頂きます。
変なカレーといえば、こちらには鯖カレーがあります。東京、神奈川にいたころは聞いたこともないカレーでしたが、試に買って食べてみたところ、これが美味しいんですね。
ところで、明日の養命酒のカレー講座ですが、昼はカレーうどんが食べられるとのこと。
養命酒は世界のスパイスを集めて体によいとされるお酒をつくっているわけですから、いわばスパイスのプロ中のプロ。
その養命酒がつくるカレーうどん。
期待じゅうぶんです。
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