謎のトルネード天津飯
車の点検をしに駒ケ根へいってきました。
すると、通りすがりに中華屋を発見。昼ということもあって、入ってみることにしました。
店内は広く、テーブルもイスもゆったりしているのだが、窓際の一角に、わざわざこじんまりとしたカウンターがしつらえてある。
普通では見かけない店づくりだが、そのカウターでランチを食べている女性が二人、男性が一人。
この店、やるなあ・・・。
自分でも店やっていましたから、店を構成しているのは味だけでないことを知っています。
美味しいだけではお客様は満足しない。味の周辺をどうやって満たすのか。この店はそれを知っていて実践している。
注文をとりに来た女性は中国の方のようでした。
ク~の注文は天津飯。アッシは味噌ラーメン。
厨房からカンカンという音が聞こえてきました。広東鍋を振っている音に違いありません。
でてきた天津飯に思わず目がテン。
ぐるぐるなんです。ク~も食べるのを忘れたように眺めていました。
玉子に火を均等に入れたければ、片面に火がはいったら、ひっくり返すしかないと思うのだが、ひっくりかえすとグルグルはなくなってしまい、いわゆる普通のUFOのような天津飯になってしまう。
どうやって作ったのか、謎の天津飯。
ク~がおもむろに一口ぱくり。
おいしい!。
食べてみる、と言うので、少し頂いてみることに。
すると、玉子がふわふわ。
これは玉子好きにはたまらないだろう。餡が玉子の味を邪魔してなくて、グルグルふわふわの食感とあいまって、美味しい!。
ぐるぐるの謎の天津飯。
料理人の生き方をさえ見せているようでした。
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