2016年12月25日

山奥でみた赤い光

きょうは今年の最終日。
誰も来てくれないのかな。
半ばそう思って店を開いたのですが、いつにも増して忙しくさせて頂きました。有難うございます。


山奥でみた赤い光


クーさんとウドン屋を開業したのは大鹿村の山のなか。
そこには川が流れていて、橋がかかっています。
ある日、その橋をわたって、上流にむかって林道をゆくと、とんがり帽子のような岩山がみえてきました。
それは、なにかの目印のようで、眺めていると、頂にちかいところに古い祠があるのが眼にはいりました。
この岩山の奥に、かつて集落があったと聞いていますが、いまはもう誰も住んではいません。
ある夜のことです。
岩山のあるあたりに赤い点のようなものがみえます。消え入りそうになりながら、それは闇のなかで光を発しています。
訊けば、毎月九のつく日になると、あの岩山の祠に誰かが火を灯しにくるとのこと。
あの光と、それを灯しづづける人。
河原嶋は、あの光のようになれるだろうか。


山奥でみた赤い光


写真は河原嶋の煮玉子です。
自分たちにとって、商品ですから、ふだんは食べることはできなくなりました。
でも、今日は最終日。
のこっていた煮玉子を頂きました。
河原嶋の煮玉子を、ベスト・オブ・煮玉子っていってくださるかたがおりまして、なおさら食べることはできなくなった、自分たちにとって最高に美味いもの。
つくって2週間めが一番、美味しい。
きょうのは、それ。
ご褒美。
まだ、今年はつづきます。
とりあえず、お疲れさまです。
みなさま、有難うございました。




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Posted by かわらしま at 18:45│Comments(0)古民家暮らし
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