2018年01月02日

南信州人のソウルフード、ブリ。

長野の下伊那で暮らしはじめたばかりのころ、年末のスーパーマーケットの店頭がブリの切り身で埋まっていたことに大層、驚かされました。
魚ならばマグロのほうが高級に思っていたこともありましたから、なぜブリなのかも不思議でした。
そして解ってきたのは、ブリは南信州人のソウルフードであること。
あれから6年がたちまして、昨年の年末、大晦日用に初めてブリを買ってみました。
店頭に並んでいるブリの切り身は大きくて、食べきれそうもなかったので柵を購入し、薄く切ってブリしゃぶに。


南信州人のソウルフード、ブリ。


土鍋に利尻昆布を敷き、水をたっぷりと加え、湯がわきあがってきたところでネギの白い部分の薄切りと白菜の芯の薄切りを投入。野菜に硬さが残っているくらいのうちにブリをシャブシャブ。
トンスイにとってポン酢で頂きました。湯通しした柔らかなブリと、ネギと白菜のシャキシャキとした歯ごたえが美味しくて、ブリを刺身で食べると3切れもあれば十分な私ですが、ブリしゃぶは最期まで美味しく頂けました。
ブリ。美味しかったです。
私も南信州人になった感じがしました。



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Posted by かわらしま at 08:35│Comments(2)古民家暮らし
この記事へのコメント
うちの辺りはシャケ文化なので、店頭にブリが沢山というのには驚きました。調べたら、江戸時代、福井富山から糸魚川経由で魚が運ばれるフォッサマグナ周辺はブリが好きで、千曲川が流れる東北信は、下流の新潟からくる塩サケが好きみたいです。うちの方では、ブリなんて家ではあまり食べないんですが、その理由はルートだったんですね。
Posted by 篠崎ミッキー篠崎ミッキー at 2018年01月02日 09:11
篠崎ミッキー様

長野県は日本海の食文化なんですね。
そうでしたか。東北信は鮭なんですね。
私は太平洋の食文化圏で育ったせいか魚といえばマグロです。
それにしても長野県の食文化には驚かされることが多々あます。
たぶん京都大阪文化と江戸文化のぶつかる?(融合?)する地域だからかなと思います。
興味深いものにたびたび遭遇します。
長野は私にとっていまだに外国です。
Posted by かわらしまかわらしま at 2018年01月02日 09:52
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