2017年11月24日

美味しいのに風前の出し巻きたまご

きょうは定休日でしたが貸し切りで営業をしていました。
そのあいだにも飛び込みのお客さまが来られましたが、ダシを予約の人数分しか作っていないのでどうにもなりません。河原嶋はダシを一晩かけてとっていますので急なお客さまには対応ができません。
せっかく来店されたのに、お断りをする私も残念でしたが、お帰りになられるお客様も残念そうでした。
それとは関係がないのですが、出来たてのダシ巻き玉子を出したくて一人用の小さな玉子焼き器を新調したのですが、出来たてを出すのはけっこうハードルが高そうです。
たまごを焼く時間は5,6分くらいのものですが、その5,6分を捻出できないのです。
河原嶋はサイドメニューがけっこうあります。麺にしてもウドンと生パスタ3種をやっているわけで、サイドメニュー、ウドン、パスタの注文がいちどに入ると厨房は大忙しになりますが、そこに玉子焼きがはいる隙間がありません。
玉子を焼いているとき一番やりたくないものはかき揚げ。
揚げ物をしているときは油のたてている音に集中しています。耳で揚げ加減をみているんです。
たまごを焼いているときに揚げ物の音が変わって玉子焼きから離れると、一番よい状態のときに玉子を返す瞬間を逸してしまいます。かといって揚げ物を放っておくと、揚げ物の美味しい瞬間を逸してしまいます。
出来たてのダシ巻たまごは素晴らしく美味しいのですが、そのダシ巻き玉子をどうやって作たらよいものか、もっか思案中。
同じようなことで美味しいのにやめたものにヨモギうどんがあります。
河原嶋はパスタだけでも3種、それにウドンがあると先ほどいいましたが、そこにヨモギうどんの注文がはいると手がまわらなくてやめたわけです。
それにしても小麦にヨモギがはいると食感がすごく良くなります。もったり、のったり、ずっしりとした食感。自分が求めているウドンの食感といってもいいくらいでしたが残念です。


美味しいのに風前の出し巻きたまご


写真は実験中のダシ巻き玉子。
注文を受けてから焼けないのなら、あらかじめ幾つか焼いておいてラップをかけておき、注文を頂いてから強めのチンをしたらどうなるのか。
ということで、これから美味しい試食を頂きま~~~す。
明日は河原嶋は都合により休業いたします。






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Posted by かわらしま at 19:23│Comments(0)料理
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