2017年10月11日

Uターン牛うどん

河原嶋は季節ごとに限定メニューを変えているので、季節の変わり目のこの時期は新しい料理の仕込みに余念がありません。
先週のサイドメニューの限定はゴボウのポタージュでしたが、すぐに完売してしまったので、今日、新たに20人分を仕込みました。
その仕込みをしつつ牛すね肉のうどんをやろうと思い立ちまして、大阪の業者に電話をしましたところ、面白そうに笑っておられました。
欲しかった肉は大鹿村のバウ牧場で育てられたアルプス牛。その牛が出荷されていくのが電話をした大阪の業者。
食肉として精肉店や飲食店が扱えるのは、保健所の許可のある施設で解体された畜肉に限ります。
そういうわけでバウ牧場の牛は大阪の業者に引き取られて枝肉にされます。
大鹿村からきた牛の肉が、大鹿村に帰っていくわけですから、大阪の業者は笑っていたわけです。




写真は昨年の冬に限定でやっていた牛すね肉のビーフシチューうどんです。
私はIターン。
牛はUターン。
牛さん。お帰りなさいませ。大切に使わせて頂きます。
この牛を育てた方たちの顔が浮かびます。  


Posted by かわらしま at 18:41Comments(0)自家製うどん