2016年09月15日

ホコリタケ

朝、メルの散歩をしていると、道端に、なんと! ノウタケを発見。




こいつ、見た目、アンパンみたいですが、シイタケよりも上品で美味しいダシが出るといいます。
その場でゲット!
その夜、さっそくノオタケで洋風のスープ。
ノウタケのお供はアミタケ、オウギタケ、そして、あとちょっとすると嫌われものになるホコリタケ。
ホコリタケは名のとおり、踏むとホコリのようなものをあたりに撒きちらす嫌われもの。その姿はまるでズタ袋。




でも、幼菌はまるでマシュマロ。
真っ白なその肉をスライスして、油で炒めると黄金色になります。
やがて埃になる黄金色のホコリタケ。




これほど劇的にかわるのは、童話、みにくいアヒルの子を思い出させます。
でも、あれは、みにくいから、真っ白な白鳥になりました。
ホコリタケは、真っ白なマシュマロから、くすんだ灰色のぶよぶよの袋のようになります。
でも、それは子をのこすための親の姿。
オヤジが死んだあと、工事現場で男たちと働いていた、お袋を思い出しました。
そのお袋も死んで、今頃はオヤジに、ありがとう!って、抱きしめられているのかなあ。  


Posted by かわらしま at 19:23Comments(0)古民家暮らしキノコ