2020年11月18日

久保田一竹が遺した仕事

二十歳のころ、銀座の画廊で個展をやっていた久保田一竹を見にいったことがあります。
今日、富士山を見たかえり、なにげに立ち寄った「久保田一竹美術館」。
銀座の画廊で見てから45年。彼はモンスターになっていました。
家にかえりついても、いまだ収まらない感動。
シベリア抑留で彼が命を落としていたら、これらの作品はなかった。
尽きることのない執念。膨大な労力。生み出される美。
写真は久保田一竹美術館の庭。これも彼の手になるもの。
日本。
日本人。
命の源流。
私を感動させていました。


















  

Posted by かわらしま at 21:15Comments(0)お出かけ

2020年11月10日

おもろ不思議な山。大鹿村、栂村山。

栂村山へ行ってきました。
青田林道は荒れているので車は林道の入り口においていきます。
林道の終点から山頂までピンクテープを樹木に点々と巻いてきましたので、登山道はありませんが、ピンクテープを辿っていけば頂に行くことができます。
もし、ピンクテープを見失ったら、地図読みの苦手な方はその場で引き返してください。
山頂直下の急登はきついです。
頂からの眺めはよくないです。
途中にある苔の森がよかったです。
山頂はタッチしただけで、早々に苔の森にくだって、そこでゆっくりランチ。
ここの苔、ふかふかで、歩くとクルブシまで潜ってしまいます。
おもしろかったのは音響効果が抜群なこと。ここで叫ぶと金属の管のなかにいるみたいに響くんです。
おもろ不思議な山。
大鹿村、栂村山。









  
タグ :栂村山


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2020年11月05日

大鹿村、青田山。

大鹿村、青田山(せいだやま)
落ち葉の林道を2時間ほど歩き、道のない山に分け入って青田山へ。
入り口が判りやすいように、そこらへんに転がっていた看板を木にもたれかけさせ、赤テープを巻いておきました。
そこから青田山の頂まで赤テープを点々と樹木に巻いてきましたので、赤テープを追っていけば誰でも青田山へいけると思います。
青田山はいい山です。
私の好きな山のひとつ。
急な登りもないのでお勧めです。
もし、赤テープを見失ないましたら、地図読みの苦手な方は山頂へ行くのは中止にし、その場で引き返してください。
道のない山はスマホだけでは危険です。



















  


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2020年10月21日

大鹿村のススキの原

秋の深まりゆく大池高原。
大鹿村のススキの原が見ごろを迎えています。
車に乗ったままススキの原を愛でるのもいい。
車外にて、秋の冷たに体がびっくりしてみるのもいい。




  
タグ :ススキの原


Posted by かわらしま at 07:22Comments(0)お出かけ

2020年10月13日

久しぶりの焚火

昨夜は久しぶりにテン泊をして焚火を愉しんできました。
そして夜が明けて、山に登って帰ってきました。
明日は稲のはざかけ。
これで一年分のお米が穫れてしまいます。
季節は実りの秋を迎えようとしていますが、私は何も実ってないので申しわけないようです。
稲にはほんとに頭が下がります。









  
タグ :焚火


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2020年10月09日

月山

立山の雄山に感銘を受け、その流れで月山へ。
意外だったのは、月山にはお稲荷さんもあったこと。
この謎は最後に訪れた注連寺で納得。
芥川賞史上、最高傑作ともいわれている月山。
その作者、森敦が一冬を過ごした寺。
寺にあった森淳の石碑には、こう書かれていました。
「すべての吹きの寄するところ。これすなわち月山なり」
あらゆる人のおもいが月山に吹きよせられ、月山に安寧の地を得る。
思わず、組曲、月山を購入。
昔、買っていたけれど、レコードはすべて廃棄していました。
勢いで買ってしまったが、レコードプレーヤーはどうしたもんじゃろのう。
この1枚のために買うのもなあ。
我が家の月山へ行きますか。
すべての吹きの寄するところ。これすなわち押入れの奥。




  
タグ :月山


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2020年10月08日

幕の内弁当を背負って歩く女

飲食店をやっていた頃、食後、河原嶋橋で座禅をしている人がいました。
分杭峠がパワースポットとして知られていますが、河原嶋にはその何倍もパワーがあるんだとか。
でも、私はそれを感じたことがなかったのです。
それが今年、立山にいって、それらしきものを初体験。マジか!。
室堂に着くと、熱線のようなものを感じるんです。
それが体内をかけめぐって、頭のてっぺんから抜けていって、髪の毛が逆立ってくる感じ。
熱線のようなものが来る方を見ると、そこに雄山が。
雄山に登頂し、雄山を間近に見る室堂で座禅のまねごと。
そうしているだけで、体温があがる感じがして気持がいいんです。
ともあれ、よくわかりませんが、昨日は平谷村の高嶺山へ行ってきました。
ク~は昼飯に幕の内弁当をチョイス。山に登るんだから握り飯でいいじゃんと思うんだけど。
ひっくり返ると台無しなので、ザックのテッペンに大事に乗せ、幕の内弁当を背負って歩く女。
ク~。



  


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2020年10月03日

トチの実だんご

山形県で出会った初めての味。
トチの実ダンゴ。
ん!・・・硫黄のような味にびっくり仰天。
美味しいとか、不味いとか、そういうレベルではありません。
よくこんなもん食べてるなあ・・と思わせる食品でしたが完食。
トチの実は食べられるようになるまでのアク抜きが大変だとは聞いていますが、それでもこの強烈なアク。
一度、食べたら忘れることのない独特の味。やみつきかも。
山形に行ったら、また買ってしまいそうです。




  

Posted by かわらしま at 08:24Comments(0)お出かけ

2020年09月24日

泣いて輸入品で旗をふる。

二泊三日の山ブラを終え、帰りしなの直売所めぐり。
お目当ては松茸だが、どこもない。
店主にきくと、この秋は一本もでてないと言う。
それから「ツルヤにあるよ。カナダ産だけど」とソッケない。
信州といえば馬肉だが、その馬肉もカナダ産の輸入もの。
なんだか、腑に落ちないが、信州が馬肉を手放すことはないだろう。
馬肉は信州の重要な旗振りなのだ。
国産の松茸は諦め、回転寿司で〆ラーメン。
河原嶋の大鹿一味唐辛子をたっぷりとふる。
ドヤ顔の馬は気になったけれど、いつもと変わらない美味しさに、ほっと一息。




  


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2020年09月16日

山、逍遥。

二泊三日の山、逍遥。
しめくくる大法寺。
国宝。三重塔に護られて日傘ぬぐ。



























  


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