2017年01月07日

田畑からの手紙

河原嶋がはいっている自治会は6世帯しかありません。
それが今年、1世帯、増えるそうで7世帯になります。
人が減っていく一方の自治会で、人が増えることの嬉しさ。
そういえば、私たちが大鹿村で店をひらいたとき、ご高齢の女性が来店されて泣かれていました。村にこんな店ができて嬉しいと。今、その方の気持ちが、よくわかります。
この1、2年、耕やかされていない畑をみると、その畑で野沢菜をつくっていたOOさんが気になります。
でも、昨年、耕かされていたので、よかったなあと安心しました。
その一方で、昨年、放棄された田んぼ。
どうしたのかなあと思っていると、その田んぼをやられていた方が亡くなられたとのこと。
ああ・・・あの人だったのかと、その方を思い出しました。
その人は一昨年の秋、河原嶋橋のたもとにあるクルミの木の実を拾いにきていた方でした。
クルミは殻をわるのが大変なので、クルミを拾っているその人のところに行って、「もしさしつかえないのでしたら、クルミの実を売ってはいただけませんか」とお願いをしていたのです。
もし余るようなら持ってくよと、それきりで音信はありませんでした。
放棄された田んぼをみるたびに、その人と、クルミを思い出します。




写真は河原嶋の店内でひとり楽しそうに演奏している自動演奏ピアノです。
今年はジャズピアノの合いまに、ジブリでも弾かせましょう。






  

Posted by かわらしま at 19:25Comments(0)大鹿村

2017年01月07日

理想、仕事は趣味にすること。これがなかなかできません。

渓流釣りがしたくて神奈川から長野県に住所を移したのですが、昨年、釣りに行ったのは大晦日の一度だけ。それも渓流ではなく小渋ダムのワカサギ釣り。
過ぎたるは・・・で、やりすぎると嫌になりますから、仕事も楽しいうちにやめておかなければと反省しました。、
というわけで、今年は正月から6日にかけて小澁湖に3回、釣りに行きました。




きのうは今までの最高の釣果。2人合わせてワカサギを13匹、釣ったところで、大満足のうちに家路に。
ワカサギは一夜干しにして網焼きにするつもり。
一夜、開けた今朝、厚焼き玉子をつくりました。今夜の晩餐の準備です。
小澁湖のワカサギは前菜に。メインは手巻き鮨。
手巻き鮨になくてはならないのが厚焼き玉子。




河原嶋の厚焼き玉子は、ちょっと甘めの鮨屋の玉子焼き。
東京に厚焼き玉子で有名な寿司屋がありまして、その店のレシピをそのまま使わせてもらっています。某寿司屋の大将さま。すみません。有難うございます。
そういうわけで、厚焼き玉子は手前味噌になりますが、私がつくるものに限る。
きょうはこれから来季にむけた試作をつづけざまにするつもり。
いよいよ頭のネジの巻きはじめ。
でも、ちょっと贅沢かもしれませんが、今年はやりすぎに気をつけたい。
理想、仕事は趣味にすること。
と言いながら、これがなかなかできません。
つい、頑張ろう! と口走る私です。


  

Posted by かわらしま at 10:50Comments(0)お店について厚焼き玉子釣り