2017年05月14日

生きているうちに釣りをすいべし!。けど・・・

過去の統計では、5月はこんどの日曜日が最も忙しいので、休養を十分にとりたいところですが、今週は保健所の検査がありまして、厨房の掃除やらで休む間もありません。
やればやるほど増えるのが仕事。
河原嶋にきたのは釣りが目的だったのですが、今年も釣りにはあまり行けそうもありません。
趣味はときかれれば、釣りと・・・仕事、が、やはり入ってきまして、お蔭さまで毎日、好きなことをやらせて頂いているわけです。
その釣りですが、自分は釣りをすることで、誰かの供養をしていると思っているところがあります。
兄貴のようだった釣りの先輩。はやくに亡くなった釣り友。
がんの末期に、釣りに誘われて、でかけた丹沢の布川。
釣りはそこそこに、河原でコーヒーをわかし、日が暮れるまで話をしていました。




写真ですが、どうみても丹沢の布川です。
不思議なのですが、大鹿村の川を撮ったCDのなかに、なぜか入っているのを見つけて、彼のことを思い出したわけです。
生きてるうちに釣りをすべし! 
彼がそういっているようですが、ごめんよ、いま、仕事がおもしろくてさあ・・・。  


Posted by かわらしま at 20:00Comments(0)

2017年05月13日

河原嶋にもビールの美味しい季節がやってきました。

直売所でワラビを出荷して欲しいといわれまして、河原嶋の山菜園で山菜を採っていました。
すると、車がとまりまして、声がかかりました。
みると馴染みの釣り人です。お孫さんと釣りにきたのだそうです。
道路っぱたでひとしきり釣りの話をしまして、帰っていかれました。
お孫さんと釣りだなんて、いいですねえ・・・なんて思いながら見送っていると、また車がとまりました。みると馴染みの釣り人でした。
こういう季節になったのですね。河原嶋はやっと新緑の季節を迎えています。
営業が終わって、外の椅子に座って飲むビールの美味しい季節の到来です。
で、昨年のことですが、営業がおわって外の椅子でビールを飲んでおりますと、そこに車がとまって、車をおりてやってくるのが前出の釣り人の方たちです。
夕暮れ時、釣りの話を酒の肴に、またビールをご一緒しましょう。




  


Posted by かわらしま at 10:20Comments(4)古民家暮らし

2017年05月12日

不気味な子ぎつねうどん

今日は金曜日。
先週もそうでしたが、平日のお客様はほとんどが仕事人。
河原嶋のメニューはガッツリ系の男子むけには作っていないので、足りたのか気になります。
私も外仕事の肉体労働をしていた経験がありまして、昼はとにかく炭水化物をがっちり食べたいのが痛いほどわかります。
今でも大好きなのがラーメンライス。ラーメンに海苔がのっていると完璧です。海苔をスープにひたひたに浸し、ご飯にのせて食べる。
チャーシューをご飯にのせ、飯をかきこむ。
なぜこんなことを書いているのかといえば、大鹿村にある定食の店が閉店になるので、ガッツリ系男子はさぞや困るだろうなと思っているからです。
で、平日の金曜日だけ、ご飯、あるいは、ウドンの大盛りを無料にしてさしあげようかなと思ったわけです。
ガッツリ系男子の皆さま、金曜日だけになりますが、ご飯、またはウドンの大盛りを無料にさせて頂きます。よろしかったらご来店ください。
もちろん女子もOKです。




ところで、写真ですが、男子ドン引き注意の「子ぎつねうどん」。
ハート型の油揚げと、黒小麦のお化け2匹を不気味にトッピングしています。  


Posted by かわらしま at 19:28Comments(0)自家製うどん

2017年05月12日

アマゴうどん

きのうは夕食後、星空を眺めながらウイスキーをちびりちびり。
目のまえの田んぼはカエルの合掌のステージになっておりまして、生きている全盛を感じさせてくれていました。
私といえば、村内にある食料品店のひとつが6月いっぱいで閉店になるのと、定食をやっていた飲食店が今月で閉店するのとで、ちょっとへこんでおりました。
過疎のすすむ村に暮らしいると。こういうことの一つひとつが
こたえます。
目の前で人が減っていく現実。
自分にしても、いつまやっていられるのかわかりません。
やれるところまではやろうとは思っていますが、リニアの工事が始まって、村外から大鹿村にくることが難しくなり、お客さまが来れなくなれば、店の閉店も選択肢のひとつにならざるをえないわけで、閉店はひとごとではありません。
と、ここで電話がありまして、出ると、おなじみ様のお元気そうな声。
「きょうやってますか」
「やってま~す」
これだけのことですが、頑張れます。
さあ、きょうもはじまります!




  


Posted by かわらしま at 11:01Comments(0)自家製うどん

2017年05月11日

新商品開発の裏話

木曜日は仕込みの日。
早朝からやっておりまして、5連のガス台はフル回転。
河原嶋にはガス台がで8台ありまして、IHも含めると火口は9口になります。
営業中は、これら全部を一度につかうこともありまして、ときには足りないこともあります。
で、仕込みをしておりますと来客あり。
用件は新商品の開発について。
河原嶋の場合、新商品の開発には数か月から1年くらいかけていまして、中身の完成度もありますが、それ以上に考えるのが「誰が、どういうシーンで買って頂けるのか」ということになります。
「誰」が、と「買う動機」の想定が固まると、その人に向けてパッケージの開発をはじめますが、それに時間がかかります。
いま開発中なのは昨年からアイデアのあった「大鹿唐辛子クッキー」。
「誰」が、と「買う動機」の想定は固まっていまして、その人にむけた箱と添付するシールにつかう文字とデザインに腐心しておりましたが、昼食後、ク~とあれこれ意見交換をしているとき、二人ほぼ同時に「あ!」と一瞬で決まりました。




長い時間、あれこれ迷っていても、決まるときはこんなもんです。
大鹿唐辛子クッキー。
たぶん近日中に大鹿村の直販店にデビューできるのではと思っています。
どうぞ、お楽しみにして頂けると嬉しいです。  


Posted by かわらしま at 18:03Comments(2)自家製スイーツ

2017年05月11日

鷹の爪の種は辛くない

一般の一味唐辛子は唐辛子を丸ごと粉末にしています。
河原嶋でつくっている一味唐辛子は種を取り除いています。
理由は二つあります。
ときどき耳にするのは、「鷹の爪は種がいちばん辛い」というもの。正解は、種に辛味はありません。
種に隣接している紐みたいな繊維が辛味の元のカプサイシンをつくっていまして、その辛味が種の表面に付着しているだけなのです。
だので、種も粉末にして混ぜてしまうと、その唐辛子が本来もている味を薄める効果しかないからです。




河原嶋の一味の原材料の大鹿唐辛子は、辛味と同時に甘味もある全国的にも珍しい唐辛子です。
その本来の味を楽しんで頂けるように種を取り除いているわけです。
それと、種は硬いので、食感を悪くするのも取り除く理由です。
結果、廃棄率58%。
半分以上は捨てているわけですが、これで美味しい一味ができあがります。
  


Posted by かわらしま at 08:48Comments(2)大鹿唐辛子

2017年05月09日

大鹿村の八重桜

ゴールデンウイーク明けの昨日の月曜日。
この日は完全休養日にしまして、町の洋食レストランに昼ごはんの予約をいれてみました。
初めての店でしたが、お気に入りの店になりそうです。
私とク~が卒業した調理師学校の校長の言葉に「店は雰囲気だ」がありますが、その言葉の深さを改めて知らされた次第です。
ところで、さいきんお気に入りの飲み物に抹茶ビールがあります。
ビールに抹茶を混ぜたものですが、クセなりそうです。
すでに何年もクセなっているものに焼酎のトマト割りがありまして、その隣に抹茶ビールが並びそうな気配。
ビールに抹茶だなんて、考えたひとは凄いですね。頭はいつまでも柔らかくしていたいものです。




写真ですが、大鹿村の赤い橋です。
八重桜がいま満開です。  


Posted by かわらしま at 08:20Comments(2)お出かけ

2017年05月08日

河原嶋山菜園

河原嶋の一角にネットで囲っている場所がありまして、山菜園になっています。
春のおそい河原嶋ですが、ウド、わらび、タラの芽などが生えてきました。




町から山へくると、山菜は採りたいものですが、大鹿村の全域は植物の採集が禁止されていまして、山菜も採集禁止になっています。
山には持ち主がおられます。山に生えている山菜は、山の所有者の許可がないと採集することはできないのです。
山菜は山村で暮らしている人たちの現金収入のひとつでもありますから、今日、収穫しようと思っていたタラの芽がなくなっていたりするとガッカリするわけです。
そんなある日の早朝、河原嶋の山菜園にいくと、道路脇に車がとまっておりまして、男がなにやらやっておりました。
私と目があうと、逃げていきました。
逃げていくのはプロです。知らずに採っていたシロウトではありません。
またある日は、どうどうと採っているオジサンがおりました。
近づいて行っても、逃げていく素振りもありません。
おはようござます、とご挨拶をしまして、オジサンがせっせと収穫した山菜ですけれど、私とバトンタッチ。
採る手間ははぶけましたが、タラの芽は、採ってよいのは一番芽だけなのです。
手あたり次第に採ると、来年は生えてくれなくなるかもしれません。
山菜はマナーを守って採りましょう。  


Posted by かわらしま at 09:21Comments(0)古民家暮らし

2017年05月07日

ゴールデンウィークの次のヤマ場は保健所の検査。

今日でゴールデンウィークもおわりです。
河原嶋はお土産のお菓子や一味唐辛子も作っているので、その納品に村内の直売所まわりをしました。
つい2、3日まえとはうってかわって、今日はどこも静かな営業のようでした。
店を切り盛りしている皆さまは、体は疲れてきっているはずなのに、どなたも眼が輝いています。
やりきったという充実感が顔に溢れています。
いま一番欲しものは「休日」だそうです。
それは私も同じですが、再来週にかけて飲食店や食品加工所の最大の山場?! 保険所の検査があります。
普段から綺麗にしていますので、(^^)/(^_-)('ω')、なんてことはありません。




余裕です。
大鹿村の旅館、直売所、飲食店のみなさま、頑張りましょう!。  


Posted by かわらしま at 19:38Comments(0)お店について

2017年05月06日

トトロのバス停

店のまえを通りすぎていく車も今日はなくて、ゴールデンウィークの終わりを知らせていました。
静かな河原嶋にもどったなと表を眺めていて、思いだしました。
6年まえ、店をはじめるにあたり、通りから河原嶋にあがってくる階段の改修をしようとしたとき、階段のあがりっぱなにあったのがバス停でした。
登山口入り口へ通じている林道が崩落し、河原嶋経由の登山バスは現在も休止中ですが、バス停はそのままありました。
そのバス停が工事の邪魔になるので、ハス向かいに移動させてもらっていたのです。
それを今日、元の場所にもどしました。




6年ぶりの里帰り。お帰りなさい。バス停さん。
ついでにベンチを置いてみました。
来店されたお客さまが、トトロのバス停みたい、と言っておられまして、営業が終わって、改めて見にいくと、なるほど・・・そんな感じもします。
というか、大鹿村がトトロの舞台みたいなところですから。
  


Posted by かわらしま at 17:52Comments(0)古民家暮らし