2016年07月22日

和の野菜のごった煮

パスタのミートソースって、味に厚みがあって重厚なんが、自分、好きなんです。
そういうの、昔つくっていた記憶があって、あれって、けっこう原価たかくて、まず思ったのが販売価格。
牛肉もそうでうが、油なんです。
普通の日本人は油が値段にはいらないくらい安いとお思いでしょうが、これがオリーブ油になると、そうはいかないんです。
美味しいイタリアンの底辺をささえているのは品質のいいオリーブ油。
うちだって、そういうの使ってますから、1g、**円の原価。
オリーブ油とニンニクと赤トウガラシだけでつくるペペロンチーノですが、自分がほんとに美味しいってのつくったら、店の販売価格は3000円くらいになります。
でも、そんなの売れっこない。
これが普通の店のせめぎあいなんです。
で、もとに戻りますが、ク~さんもミートソースが大好きっていうんです。
でも、どうも自分がすきなんと違うです。
もっと軽いのって、いうんでうが・・・
つまり、それを作れってことなんです。新たな河原嶋メニューを。
だったらさあ、、レトルトで(レトルトのメーカーさん、ごめんなさい)いいじゃなのっていうと、うん、だって。
このさい、鶏胸肉でつくってみようかななんて、冒険です。




写真は和風ラタトューユ。
今夜のひとしな。  

Posted by かわらしま at 22:23Comments(0)古民家暮らし

2016年07月22日

豚オタマ

夏らしい夕暮れを迎えています。




ヒグラシの声が遠くに聞こえますが、すぎ近くで高らかに鳴いているのが鶯。
こいつ、早朝から頑張っていますが、夏ですから、やっぱヒグラシでしょ。
なにいってまんねんと鶯が鳴きます。
河原嶋周辺で咲いているアジサイを、私とクーさんは「ゾンビアジサイ」といっとります。
冬の一時期をのぞいて、ほぼ一年中、青い花をつけてるんですよねえ・・・・
もうひとつゾンビになりそうなのが、池のオタマジャジャクシ。まだまだ蛙になりそうもありません。
昨年、カエルになれずに終わったオタマは、最後は豚みたいになってました。
豚オタマ。
今年は見たくないのですが、なんとかならんじゃろうかのう・・・




  


Posted by かわらしま at 18:26Comments(0)古民家暮らし

2016年07月21日

自分が食べられてしまう悲しさに、まさるように。

試作。
鹿肉のラグー



つくるときは、いつものように、だから今日も、鹿さんの姿を思いうかべて作った。
でも、あっし、完敗。

鹿さん。
すまん
  
タグ :鹿


Posted by かわらしま at 22:49Comments(0)お店について

2016年07月20日

沢庵のしっぽ

定休日のきょうは朝から仕込み。
買い出しに昼過ぎに街へおり、午後7時くらいに河原嶋にもどってきて再び仕込み。
9時過ぎに切り上げて、さて、今夜の晩御飯は強い味方あり。
スーパーで買ってきた弁当なのだ。
なにもしなくても食べるものがあるって、ほんと、有難い。
河原嶋では体に悪そうなものは出しませんが、自分は食べます。
食べ物に申し訳ないから。
子供のころ、あまり食べ物のある家に育っていなかったので、なんでも食べます。
食い物になんか文句いって残す奴、嫌い。
食べ物がなんにもなくなっても、それ、食べんなよ。  

Posted by かわらしま at 23:08Comments(0)古民家暮らし

2016年07月20日

60代の快晴

快晴。




梅雨が明けたのではと思わせる夏空がひろがっています。
虫の声もめいっぱい元気で、私はといえば朝から仕込みをしております
昼からは買い出しに街へ降りて、その間隙をぬってパスタの新メニューの試作を目論んどります。
けっきょく、好きなんですね。やってることの全部が。
感謝。
でも、こんな感じになったのは60歳をすぎてからなんです。
93歳でなくなった母がいってました。
自分の人生で一番、楽しかったのは60代だって。
なんだか、わかるような気がします。





  


Posted by かわらしま at 09:28Comments(2)古民家暮らし

2016年07月18日

完売も辛いです

昨日からご予約のお電話を頂きまして、きょうの開店前には麺が完売状態になってしまいました。
ほんとに有難いことです。




それにしても、フリーで来られたお客さま、ならびにお電話を頂いたお客さまにお断りをしなければならくて、店主の私としては辛いことです。
ほんとに、申し訳なく思います。
なにはともあれ、きょうが終わって、明日からの定休日に、なんとか入れてほっと一息いれています。
みなさま、ありがとうございます。  
タグ :完売


Posted by かわらしま at 18:30Comments(0)お店について

2016年07月18日

婚活ランチ

昨日は河原嶋で婚活がありまして、店は貸切にさせて頂きました。




そうとは知らずに来店してくださったお客様、申し訳ありませんでした。
なにはともあれ、河原嶋で出会た男女が、もしかして結婚されたら、こんな嬉しいことはありません。
ランチはロクベンに詰めてお出しいたしました。




ロクベンは大鹿村に伝わる弁当箱。
これを手にさげて歌舞伎をみにいってたんですね。
春と秋、神社の境内でこれをひろげて、お酒なんか飲みながら歌舞伎を楽しむ。
なんとも贅沢な伝統ののこっている村だこと。
大鹿村。
  


Posted by かわらしま at 08:17Comments(0)お店について

2016年07月16日

キャラメルロールケーキ

本日のク~さんの限定のスイーツ。




キャラメルロールケーキ。
いろいろと帽子かぶせられて、ロールケーキやってんのも大変なのよって、ロールケーキの声がきえてくるようですが、まんざらでもない感じがいいね。
  


Posted by かわらしま at 23:57Comments(0)自家製スイーツ

2016年07月15日

日常

60歳。
還暦。
江戸時代、この歳になったひとは何をやっても罪に問われないと何かの本で読んだことがありあます。
それほど神がかり的な長寿だったんでしょうけれど、平成の昨今は税金がかかりすぎるから、早く死んどくれってな風評もチラリと耳にしたりします。
還暦になった自分を、なるまで想像もできなかったのですが、なったんです。1年まえに。
当時、というほど、自分でも衝撃的だったんですが、なってみると、ものの見方が逆回転するんです。
それまでの、よし! やるかってな考え方から、自分があと何年、生きられるのかって、そこから計算している自分がいて、なんとなく元気がなくなってくるんです。
それから1年がたって、50、40のときと、それほど変わらない自分がいまして、今日、明日を考えている私がいるわけです。
いま、目の前にひろがっている夜を眺めながらこんなことを書いてるわけですが、若かったころ、闇が怖かった。
いまはというと、安らぎですかね。
ま、歳の功ですかね。
  

Posted by かわらしま at 19:49Comments(0)古民家暮らし

2016年07月15日

オリエンタルカレー

忙しいときに助かるのがレトルトカレー。
厨房の棚には常時、数種類のレトルトカレーが積んであります。
そのなかでも気に入って常備しているのがオリエンタルのマースカレー。




オリエンタルというと、昭和生まれの私には懐かしいものがあります。
昭和30年台の初め、オリエンタルとかかれたオリエンタルな雰囲気の車が、オリエンタルカレーのCM音楽を流しながらやってくると、子供たちはその車を追いかけます。
車が道端にとまると、車にのっていた人が、黒人の顔が画かれた風船を子供たちに配ります。
そのなかに私もいたわけですが、その後、ながいあいだオリエンタルカレーは倒産して(スミマセン)もうこの世にはないと思っていたところ、このレトルトに出会って感激して、買って食べてみたところ美味しい!
ハウスやSBも美味しいけれど、それらとは一線をひく別な味になっていて、さすが!オリエンタルというプライドをもっているんだなと思ったわけです。
写真のスプーンは抽選で当たったオルエンタル坊やのゴールドスプーン。本日はターメリックライスでいただきました。
昔なつかしオリエンタルカレー。
嬉しいやら、懐かしやら、亡くなった両親を思い出したりしてしまいます。








  


Posted by かわらしま at 14:31Comments(2)古民家暮らし